企画から「自動運転+公共交通目的」で作られた清渓川自動運転バス、11月24日に初運行… 11月25日から市民利用開始
大型フロントウィンドウを通じて清渓川鑑賞、ソウル自動運転専用アプリ(TAP!)で無料搭乗·呼び出し
安全中心の運行·技術高度化推進…観光客を訪れる新しい未来の交通名所に期待

11月24日午前、ソウル市は清渓広場で「清渓川自動運転バス運行宣言式」を開き、本格的な運行開始を宣言した。 (写真: 姜真一記者)

[Consuerwide-金ヒヨン記者] 11月25日からソウル清渓川で「自動運転バス」が本格的に運行を開始する。このバスは市民なら誰でも無料で利用できる。

11月24日午前、ソウル市は清渓広場で「清渓川自動運転バス運行宣言式」を開き、本格的な運行開始を宣言した。

この日の宣言式にはオ·セフンソウル市長、パク·ジュンファソウル市議会交通委員長、ソン·チャンヒョン現代自動車社長兼42dot代表と共にユ·マンソン清渓商店街商人会長、イ·デギュKAIST大学院生(2021年ソウル自動運転チャレンジ優勝者)などの市民代表も参加した。

この場でオ・セフンソウル市長は「ソウル上岩(サンアム)地域の自動運転タクシー、江南地域のロボットタクシーに続き、ついに清渓川自動運転バスが運行を開始し、自動運転公共交通システムが本格的に施行されることになった。今日に至るまで、関係者は解決すべき問題が一つや二つではなかっただろう。特に清渓川周辺は無断横断する市民もしばしばいるところで、生計維持のために荷車や荷物を積んだバイクなどで忙しく通う方々が多いところだ。このような予測不可能な交通状況に自動運転アルゴリズムがどのようにうまく作動するかについて、非常に多くの悩みを関係者はしただろう。しかし、このように複雑な清渓川で自動運転技術を漸進的に発展させていけば、ソウル全域のどこでも自動運転が可能だと思う。ここまでできるように苦労した多くの方々に感謝したい」と話した。

続いて「自動運転実験を通じて蓄積されたデータで今後さらに高難度技術につながり、ソウル市が名実共に自動運転最前線で先導できる都市になるよう、今後も多くの努力を傾けて下さることをお願いし、ソウル市も物心両面で支援できるよう最善の努力を尽くすことを約束する」と述べた。

清渓川自動運転バス (写真: 姜真一記者)

11月25日から本格運行を開始する清渓川自動運転バスは、当初の企画から「自動運転公共交通」を目的に作られた車で、自動車安全基準特例(2022年8月)と臨時運行許可(2022年9月)を受け、自動運転サービスを本格的に披露する。

清渓川自動運転バスの特徴は、市民が都心の中で自動運転をより身近に感じられるよう、未来志向的なデザインと技術を搭載したという点だ。特に天井の大型パノラマルーフと搭乗客の腰の位置から高く広く設置された前面ガラス窓を通じてバスの中からも清渓川を眺めることが可能だ。また、車の中で見どころを提供する未来自動車エンターテインメント技術も披露する。座席別にUSBポートや映像視聴などのためのミニモニター(12月末から利用可能)、大型画面(スクリーン)を車内に設置し、乗客の利便性も大幅に高めた。この他にも安全な搭乗のためにシートベルト自動認識、乗客挟まり自動防止などの機能も設計された。

運行計画は11月25日の2台を皮切りに、12月12日からは1台を追加、計3台が20分間隔で運行する。

搭乗停留所は清渓広場南側(興仁之門方向)、セウン商店街前(清渓広場方向)の計2ヵ所だ。

運行区間はまず清渓広場~セウン商店街~清渓広場までを循環する計3.4kmだ。十分な安全検証を経て、来年上半期までは清渓5街まで運行区間を延長する計画だ。

運行時間は平日基準で09:30~16:00までだ。昼休みの12:00~13:30までは安全などを考慮して運行をしばらく停止する。土曜日は09:30~13:30まで昼休みなしで運行する。平日が祝日の場合「清渓川車のない通り」運営のため運行しない。

自動運転バスを利用するには、ソウル自動運転専用スマートフォンアプリ(TAP!)をダウンロードすればよい。搭乗料は無料だ。

ソウル市のペク·ホ都市交通室長は、「交通が非常に複雑な清渓川で初めて試みる自動運転バスの運行であるだけに、安全に重点を置きながら徐々に技術を高度化していく」とし、「今後、自動運転バスが清渓川の名物として位置づけられ、地域商圏の活性化だけでなく、より多くの国内外の観光客が訪れ、楽しみながら体験する未来交通の中心地として生まれ変わることを希望する」と述べた。

 

 

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