10月13日午前2時(韓国時間)、デンマーク·コペンハーゲンでユーチューブライブストリーミングを通じて生中継されたポールスター3公開イベントを通じてポールスター3発売
最大610kmの走行が可能…大型SUV
国内発売は来年第3四半期、価格は1億2500万ウォン台を予想…確かなことは来年1~2月頃に分かる見通し

ポールスターが3番目の電気自動車(EV)モデルであるポールスター3をグローバルで発売した。

[Consuerwide_金ヒヨン記者]  ポールスターが3番目の電気自動車(EV)モデルであるポールスター3をグローバルで発売した。韓国は来年第3四半期から販売が始まる。国内販売価格はまだ決まったわけではないが、グローバル市場でポールスター3ロングレンジデュアルモーターの発売価格が89,900ユーロ(約1億2500万ウォン)であることを勘案すれば、これと類似するものとみられる。

ポールスターCEOトーマス·インエンラート(ThomasIngenlath)がポールスター3を紹介している。/写真:13日午前2時(韓国時間)デンマークコペンハーゲンでユーチューブライブストリーミングを通じて生中継されたポールスター3公開イベント画面を撮影

10月13日午前2時(韓国時間)、デンマークのコペンハーゲンでユーチューブライブストリーミングを通じて生中継されたポールスター3公開イベントで、ポールスターのCEOトーマス·インエンラート(Thomas Ingenlath)は「私たちは『現代のSUVはどんな姿であるべきか?』について絶えず自問した。ポールスター3は電動化時代のSUVを新たに定義し、設計当時の車両の割合と姿勢、そして空気力学のように原型に関するいくつかの根本的な事項を扱うことに集中した」とし、「ポールスター3は強力な電気パフォーマンスSUVで、固有のスカンジナビアデザインと卓越したドライビングダイナミクスを通じてドライバーの感覚を刺激する。ポールスターの生産拠点も米国に拡大された。早い成長を続けながら製品ポートフォリオを拡張することができてとても嬉しく誇らしい」と明らかにした。

そして「ポールスター3は最初からポールスターが直接デザインしたモデルで、デュアルブレードヘッドライトとスマートゾーン(Smart Zone)、フロントエアロウイングのような新しい特徴を備えている」と付け加えた。

ポールスター3前面部/写真:13日午前2時(韓国時間)デンマークコペンハーゲンでユーチューブライブストリーミングを通じて生中継されたポールスター3公開イベント画面を撮影
ポールスター3/ポールスターコリア提供

この日発売されたポールスター3は、ボルボのデザインレッテルを剥がした最初のポールスター独自のデザインで誕生したモデルだ。ポールスター3は大型SUVだ。外形はエアロダイナミックを極大化させたデザインだ。ボンネットにトータルフロントエアロウイング、リアスポイラーに統合されたエアロウイングおよびリアエアロブレードなど、精密ながらも効果的なエアロダイナミクスが最適化されたデザインが適用された。 

ポールスター3/写真:13日午前2時(韓国時間)デンマークコペンハーゲンでユーチューブライブストリーミングを通じて生中継されたポールスター3公開イベント画面を撮影

ポールスター3は長いホイールベース(2985mm)と広い全幅(2120mm、サイドミラーを含む)などSUV特有の強烈な存在感とゆったりとした空間を備えている、ポールスター3の内部はスカンジナビアン・ミニマリズムを最大化したプレミアムデザインだ。 従来のポールスターモデルと似ている。

ポールスター3はデュアルモーターパワートレインをベースに、計489馬力(hp/360kW)と840Nmの強力な性能を発揮する。 パフォーマンスパックオプションを選択した場合、517馬力(380kW)および910Nmに向上する。段階調節の可能なワンペダルドライブ、電子式トルクベクトルリング機能が含まれたデュアルクラッチシステムを搭載し、安定した走行を支援する。ポールスター3にはアダプティブデュアルチャンバーエアサスペンション(Adaptive dual-chamber air suspension)と路面の状況に応じて1,000分の2秒単位(500Hz)で電子式ダンパーを調整できるアクティブダンパー(Active dampers)が基本仕様として適用される。

ポールスター3には、WLTP基準で最大610kmの走行距離を提供する111kWhバッテリーパックが搭載された。双方向充電(Bi-directional charging)機能も備えている。V2G(Vehicle-to-Grid)機能と電気自動車(EV)充電ケーブルの接続直後に自動的に認証および決済が行われるPnC(Plug-and-Charge)機能も可能になる。ヒートポンプも基本仕様として搭載された。

ポールスター3の室内/ 写真:13日午前2時(韓国時間)デンマークコペンハーゲンでユーチューブライブストリーミングを通じて生中継されたポールスター3公開イベント画面を撮影

ポールスター3はエンビディア・ドライブ(NVIDIA DRIVE)コア・コンピュータで中央集中型コンピューティングを適用したポールスター初のモデルだ。数多くのセンサーとカメラから受け取ったデータを処理し、先進運転支援システム(ADAS)機能とドライバーモニタリングを可能にする。

インフォテインメントシステムはクアルコムテクノロジー(Qualcomm Technologies, Inc.)の次世代「スナップドラゴンコックピットプラットフォーム(Snapdragon Cockpit Platform)」がインフォテインメントシステムとして適用された。高画質ディスプレイとプレミアム級の品質のサラウンドサウンド、そして車両全体の円滑な接続性を担当することになる。

「室内レーダーセンサー(Interior radar sensors)」など、次世代先進能動および手動型安全技術はボルボ自動車から供給を受けた。このほか、ジェンスアクト(Zenseact)やルミナール(Luminar)、スマートアイ(Smart Eye)など、様々な先進運転支援システム(ADAS)が適用された。

ポールスター3にはポールスターとグーグルが共同開発した運営体制であるアンドロイドオートモーティブOS(Android Automotive OS)が適用された。国内販売モデルではTMAPと共同開発した電気自動車(EV)専用ナビゲーション及びインフォテインメントシステムが搭載される。

ポールスター3の室内/ 写真:ポールスターコリア

すべてのポールスター3は▲エアサスペンション▲パノラミックグラスルーフ、▲内外部全体LED照明、▲近接センサーが装着された折りたたみ式ドアハンドル、▲21インチアロイホイールが基本仕様として適用された。▲25個のスピーカーをベースに、3Dサラウンドサウンドとドルビーアトモス(Dolby Atmos)が対応可能なバウアーズ&ウィルキンス(B&W:Bowers&Wilkins)プレミアムサウンドシステム、▲ソフトクロージングドア、▲ヘッドアップディスプレイ(HUD)、▲パイロットアシストのような高級で便利な機能を多く含むプラスパックとパイロットパックは、最初の年式モデルに基本適用される。来年第2四半期から注文できる、ルミナール(Luminar)のライダー(LiDAR)が含まれたパイロットパックオプションは▲エンビディア(NVIDIA)の追加制御装置、▲カメラ3台、▲超音波センサー4個、▲前後カメラ洗浄機能などが追加される。パフォーマンスパックは▲ドライビングダイナミクスの向上と517馬力(380kW)及び910Nmに達する最大出力及びトルク増加、▲エアサスペンション性能最適化、▲パフォーマンスパック専用22インチアロイホイール、▲追加的な「スウェディッシュゴールド(Swedish gold)」ディテールなどで構成されている。 

ポールスター3/写真:ポールスターコリア

ポールスター3は、中国成都に位置するボルボ自動車工場で生産される。今後、米国サウスカロライナ州に位置するボルボ自動車リッジビル工場でも生産される予定だ。顧客引渡しの時点は来年第4四半期だ。米国サウスカロライナ州に位置するボルボ自動車リッジビル工場で生産されるポールスター3の顧客引渡し時点は2024年半ば以降だ。国内は来年第3四半期から販売を開始する。ポールスター3ロングレンジデュアルモーターの発売価格は89,900ユーロで、約1億2500万ウォンだ。

ポールスター3の背面 /写真:13日午前2時(韓国時間)、デンマーク·コペンハーゲンでユーチューブライブストリーミングを通じて生中継されたポールスター3公開イベントの画面を撮影

これと関連してポールスターコリア関係者はコンシューマーワイドとの取材で「来年第3四半期いつ頃国内販売を始めるか、国内販売価格がいくらに策定されるかはまだ共有されたことがない」と話した。

 

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