食品医薬品安全処に指定·告示された染毛剤76個の成分の定期危害評価を実施…染毛剤76個の成分のうち2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、アモーレパシフィックの カラーシャンプー に含有
2-アミノ-6クロロ-4ニトロフェノール、バクテリア水準で遺伝毒性を示す…規制される可能性を排除できず
アモーレパシフィックのカラーシャンプー規制される時、打撃不可避
LG生活健康、染毛剤76個の成分使用しない…規制とは無関係、反射的利益を得るかも

白髪染めシャンプー(以下、カラーシャンプー  )の成分規制をめぐり、アモーレパシフィックとLG生活健康の明暗が分かれている (Photo by consumerwide DB)

[Consuerwide_金ヒヨン記者] 白髪染めシャンプー(以下、カラーシャンプー  )の成分規制をめぐり、アモーレパシフィックとLG生活健康の明暗が分かれている。 食品医薬品安全処(食薬処)が指定・告示された染毛剤76個の成分に対する定期危害評価を順次進行中だが、その結果によってアモーレパシフィックの カラーシャンプー が規制に含まれる可能性がある。反面、LG生活健康のカラーシャンプーは該当しない。問題は消費者の認識だ。食薬処の結果が出る前からアモーレパシフィックのカラーシャンプーを排斥する可能性がある。一方、安全性が立証されたLG生活健康のカラーシャンプーの場合、選好度が高くなりかねない。結局、食薬処のカラーシャンプーの成分規制で、LG生活健康が反射的利益を得ることを見通しだ。

別途のカラーなしに髪を洗うだけでも髪色が変わるカラーシャンプー市場は戦場先だ。モダモダでオープンしたカラーシャンプー市場は、アモーレパシフィック、トニーモリーに続き、LG生活健康まで合流し、激しい競争が繰り広げられている。今年のカラーシャンプー市場の規模は1300億ウォンと推定される。市場リサーチ企業のカンターワールドパネルは、国内の毛髪製品市場でカラーシャンプーの割合が昨年8%から今年10%を超えるものと推算している。

問題は成分危害性が市場の足を引っ張る形だ。食薬処が国内カラーシャンプー市場を開いたモダモダシャンプーに含まれた1、2、4-トリヒドロキシベンゼン(THB)を化粧品に使用できない原料として指定する化粧品安全基準などに関する規定改正案を行政予告し、モダモダシャンプーが販売禁止の立場に置かれることになった。また、去る5日には▲o-アミノフェノール▲塩酸m-フェニレンジアミン▲m-フェニレンジアミン▲カテコール▲ピロガロールなどの染毛剤5種成分に対して、化粧品に使用できない原料に指定する「化粧品安全基準等に関する規定」改正案を行政予告した。 トニーモリー が発売したカラーシャンプー「チューンナイン」には、5つの成分のうちo-アミノフェノールが含まれている。そして、食薬処は指定・告示された染毛剤76個の成分に対する定期危害評価を順次進めている。残りの成分についても、危害評価の結果により、必要に応じて関連告示の改正などを推進する。

染毛剤76個の成分のうち、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノールは、アモーレパシフィックの 白髪染めシャンプー である「リョーダブルエフェクターブラックシャンプー」に含まれている。国際毒性学ジャーナルによると、2-アミノ-6クロロ-4ニトロフェノールはバクテリア水準で遺伝毒性を示す。食薬処の調査結果によって、アモーレパシフィックのシャンプーも規制に含まれる可能性を排除できない状況だ。

実はアモーレパシフィックは去る4月、白髪 染めシャンプー「リョーダブルエファクターブラックシャンプー&トリートメント」を発売した。当時、アモーレパシフィックはモダモダシャンプーの危害性を前面に出し、「該当製品は1、2、4-トリヒドロキシベンゼン(THB)成分を含めず、食薬処の告示成分を使用した」と大々的な広報戦を展開したことがある。そのおかげか、アモーレパシフィック白髪 染めシャンプー「リョーダブルエファクターブラックシャンプー&トリートメント」は発売50日で累計販売15万本を突破した。もし規制に含まれれば、少なからぬ打撃を受ける恐れがある。

アモーレパシフィックは食薬処の結果を注視している。現在の立場は結果を見守るということだ。今後の結果によって積極的な対応に乗り出す計画だ。

アモーレパシフィック関係者はコンシューマーワイドとの取材で「食薬処の結果を見守っている」とし「デイリービューティー事業部と研究所などが今そのような状況ではないのにイシュー成分としてこのように見えるのが事業部次元であまりにも無念な部分がある」と言った。

そして「食薬処が使ってもいいと告示する成分について、もう一度このように定期的に点検する次元の評価だ。特に何か問題があったりする状況では全くない」と言い「発売前に食薬処の国内基準よりヨーロッパや他の国までさらに厳格な基準で成分認証を受けた。現在、安全性には全く問題がない」と強調した。

続いて「しかし評価では100%はないため、状況に合わせて積極的に対応する準備もできている」とし「食薬処との葛藤を作るということではない。その結果が出れば、それに合わせて代替できる成分など色々と積極的に対応する予定だ」と付け加えた。

一方、LG生活健康は成分規制に安心した。 LG生活健康の白髪染めシャンプーである「リエン染めシャンプー」には食薬処が指定・告示した染毛剤76個の成分が含まれていない。それゆえに、反射的利益を得るものになると予想される。

LG生活健康関係者は「 染めシャンプー には76種の染毛剤成分が含まれていない」と言った。

 

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